カピバラ日記


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帝都で探偵はじめました

 ~黄金の裸婦~

 

「私、人を殺しました。

 私が殺した人を探してください――」

 

 時は昭和初期。

 

 画家になる、と家を飛び出した鷹司夏樹はある日、義妹・欄子に呼び出される。

 欄子が言うには、うっかり人を殺してしまったが、その殺したはずの人間が消えてしまったとのこと。

 だが現場には遺体も、痕跡もなかった。義妹の妄言だと本気で取り合わなかった夏樹だったが、その直後、自分が『黄金の裸婦』と呼ばれる高級娼婦を殺害した疑いをかけられていることを知る。

 

 殺人の疑いをかけられた夏樹と、人を手にかけてしまったと考えている欄子。二人は、それぞれの事件の調査をすることになるのだが――。

 


ニンギョウの杜

 

 あのニンギョウがいる限り、この呪縛からは逃げられない。

「返してそれは、私の身体――」

 

 小さなころ、神隠しの伝説が残る神護山で、梨湖は友人たちと迷子になる。

 

 その時の記憶をなくしたまま高校2年生になったある日、塾帰りの夜道で偶然、二度も惨殺死体を見つけてしまった。

 梨湖は、友人たちとコックリさんで犯人を捜そうとする。

 

 その結果、出てきた答えは……

「オマエ」!?

 

 その後、梨湖の身辺に不気味な人形の影が現れるようになって――。